Apple純正のAirTagは確かに便利ですが、すべての持ち物につけるには少し価格が高いと感じたりAndroidでも使える紛失防止タグを探していたりしませんか。最近ではダイソーのような身近な店舗でも手に入るようになり、AirTag互換品のおすすめや安いモデルに関する情報も増えてきました。カード型なら財布にもすっきり収まりますしAnkerなどの有名メーカーからも魅力的な製品が登場しています。そこで今回はそれぞれの製品の比較を行い、AirTag互換品の仕組みや特徴について詳しく解説していきます。
記事のポイント
- 純正品と比べて半額以下で購入できる高コスパなモデルがわかる
- Androidユーザーでも快適に使える紛失防止タグが見つかる
- 財布や鍵など用途に合わせて最適な形状の製品を選べるようになる
- ダイソー製品や人気メーカー製タグの実用性と注意点が理解できる
性能で選ぶAirTag互換品の比較

一口に「互換品」と言っても、その性能や機能は千差万別です。純正品と全く同じように使えるものから、特定の機能に特化したものまで様々です。ここでは、失敗しない選び方のために、各製品の性能差や特徴を比較しながら見ていきましょう。
純正品との違いや機能の比較
まず最初に気になるのが、「純正のAirTagと何が違うのか?」という点ですよね。最大のポイントは、Appleの「探す(Find My)」ネットワークに対応しているかどうかです。
多くの互換品は、この「探す」ネットワークに対応しており、世界中のiPhoneユーザーのネットワークを利用して位置を特定できます。つまり、追跡能力に関しては純正品とほぼ同等の性能を持っていると言えます。しかし、明確な違いも存在します。
| 機能 | Apple AirTag(純正) | 一般的な互換品 |
|---|---|---|
| 位置特定 | 世界中の「探す」NW対応 | 対応製品なら同等 |
| 正確な場所を見つける | 可能(UWB対応)※矢印で方向を表示 | 基本的に不可(UWB非対応)※音を鳴らして探す |
| Android対応 | 不可 | 一部製品は専用アプリで対応 |
| 価格 | 約4,980円 | 約2,000円〜4,000円 |
このように、互換品の多くは「正確な場所を見つける(UWB)」機能に対応していません。「あと数メートル右」といった細かい矢印表示は出ませんが、その代わりに「音を鳴らす」機能が強化されているモデルが多く、実用上はそこまで困らないのが私の実感です。
「矢印での方向指示」が必要なければ、互換品でも十分な追跡性能が得られます。音で探すスタイルなら、むしろ音が大きい互換品の方が有利な場合もあります。
安い製品でも実用性は十分か
「安いからすぐ壊れるんじゃないか?」「ちゃんと見つかるの?」という不安、ありますよね。結論から言うと、2,000円台の製品でも実用性は十分高いです。
特に私が注目しているのが、UGREENなどのコストパフォーマンスに優れたモデルです。これらはAppleのMFi認証を取得しているものが多く、iPhoneとの接続安定性も純正品に引けを取りません。機能面でも、置き忘れ通知(手元から離れたら通知が来る機能)が無料で使えるなど、純正品では一部有料化されているような機能が標準で備わっていることもあります。
ただし、安価な製品の中には防水性能が低かったり、電池交換ができなかったりするものもあるため、スペック表の確認は必須です。
ダイソー製タグの評判と実力
ついに100円ショップのダイソーからも、税込1,100円という破格の紛失防止タグが登場しました。「さすがに安すぎるけど大丈夫?」と思いますよね。私も実際にチェックしてみました。
この製品のすごいところは、しっかりとAppleの「探す」アプリに対応している点です。つまり、iPhoneの地図上で位置を確認できるんです。1,100円でこの機能は正直驚きです。
ただし、コストダウンの影響も感じられます。本体の材質はプラスチック感があり、防水性能は生活防水(IPX4)程度。また、スピーカーの音が比較的小さいため、騒がしい場所やカバンの奥深くに入っていると音が聞こえにくいという弱点があります。
「とりあえず子供のリュックに入れておきたい」「万が一のために車に置いておきたい」といった、紛失リスクへの保険としては最強のコスパを誇りますが、メインの鍵や財布に使うには少し心許ないかもしれません。
信頼性の高いAnker製品の魅力
ガジェット好きならお馴染みのAnker(Eufyブランド)が出しているタグは、個人的に「迷ったらこれを選べば間違いない」と言える完成度です。
Anker Eufy Security SmartTrack Linkは、作りが非常にしっかりしていて安心感があります。表面の質感も良く、安っぽさがありません。機能面でも、スマホからタグを鳴らすだけでなく、タグのボタンを押してスマホを鳴らす(逆探知)機能がついているのが非常に便利です。家の中で「iPhoneどこいった?」となった時に大活躍します。
本体裏面にはQRコードがあり、もし誰かが拾ってくれた場合、そのコードを読み取ってもらうことで持ち主の連絡先を表示させる(任意設定)ことも可能です。
Amazonで買える人気モデルとは
Amazonのランキングやレビューを見ても、今最も勢いがあり、私が個人的にも「これは面白い!」と感じているのが「SwitchBot(スイッチボット)」の製品です。
SwitchBotといえば、カーテンの開閉ロボットや指ロボットなどのスマートホーム機器で有名なメーカーですが、彼らが開発したスマートトラッカーは、単なる「紛失防止タグ」の枠を完全に超えています。Amazonで指名買いされている最大の理由は、「スマートホーム機器との強力な連携機能」にあります。
一般的なAirTag互換品は「落としたものを探す」ことがゴールですが、SwitchBot製品は「持っているだけで生活が便利になる」というプラスアルファの価値を提供しています。
SwitchBot製タグでできること
- スマートロックの鍵になる: SwitchBotのスマートロックを使用している場合、このタグをキーパッドにかざすだけで鍵を解錠できます。財布や鍵に取り付けたタグが、そのまま家の鍵(カードキー)代わりになる体験は非常に快適です。
- 家電を自動操作(オートメーション): SwitchBotハブと連携させることで、「タグを持って外出したら、自動で部屋の電気とエアコンを消す」「帰宅時にタグを検知したら照明をつける」といった設定が可能です。
もちろん、基本性能も妥協がありません。Appleの「探す」ネットワークに完全対応しているため、位置追跡の精度は純正AirTagと同等。さらに、カード型の「Wallet Finder Card」に関しては、厚さわずか2.5mmという極薄設計でありながら、最大3年間もバッテリーが持つという驚異的なスタミナを誇ります。
用途別AirTag互換品のおすすめ

性能の違いがわかったところで、次は「自分の生活スタイルにはどれが合うのか?」を見ていきましょう。使う場所や持っているスマホによって、最適なモデルは変わってきます。
財布に最適なカード型の選択肢
AirTagの弱点は「厚み」です。丸くてポコッとしているので、財布に入れると小銭入れがパンパンになったり、カードポケットに入らなかったりしますよね。そこで活躍するのがカード型の互換品です。
私が特におすすめしたいのは以下の2機種です。
- Anker Eufy Security SmartTrack Card
- SwitchBot スマートトラッカーカード
これらはクレジットカード2〜3枚分程度の厚さしかなく、財布のカードスロットにスッと収まります。財布を落とした時の絶望感は計り知れませんから、これを一枚忍ばせておくだけで精神的な安定感が違います。
カード型はその薄さを実現するために、基本的に電池交換ができません(内蔵バッテリー式)。寿命は製品によりますが、約3年程度で使い捨てとなる点は理解しておきましょう。
Androidユーザー向けの製品
「AirTagを使いたいけど、スマホがAndroidだから…」と諦めていた方、実はAndroidでも使える高性能なタグは存在します。
まず候補に挙がるのがTile(タイル)シリーズです。Tileは独自のユーザーネットワークを持っており、iPhoneとAndroidの両方で使えます。世界的にユーザーが多いので、落とし物の発見率も比較的高いです。
また、GalaxyユーザーであればGalaxy SmartTag2が最強の選択肢になります。Galaxy端末同士のネットワークを使い、UWB(超広帯域)対応のスマホならARカメラを使って画面上で場所を探すことも可能です。AirTagのAndroid版と言っても過言ではない完成度です。
さらに最近ではGoogleの「デバイスを探す」ネットワークに対応した製品(Chipolo ONE Pointなど)も出てきており、Androidユーザーの選択肢は一気に広がっています。
コスパ最強のおすすめ機種
「機能はそこそこでいいから、とにかく安く揃えたい」という方には、冒頭でも触れたUGREEN SmartTrackerを推します。
2,000円台前半で購入でき、Appleの「探す」ネットワークに完全対応。電池も市販のCR2032ボタン電池で交換可能なので、長く使い続けられます。家族全員の鍵につけたり、旅行カバン複数個につけたりと、数を揃えたい時にはこのコストパフォーマンスが光ります。
売れ筋ランキングから選ぶ
多くの人が選んでいる製品には、それだけの理由があります。現在のトレンドを見ると、やはり「Apple探す対応」かつ「電池交換可能」なモデルが上位を占めています。
AnkerのSmartTrack Linkは常にランキング上位の常連ですし、デザイン性を重視する層にはレザーホルダーなどが豊富なChipoloも選ばれています。一方で、財布用としての需要も高く、カード型製品も常にランキングに入ってきています。
レビューを見る際は、「Bluetoothの接続安定性」や「通知のタイムラグ」についてのコメントをチェックすると、実際の使用感がイメージしやすいですよ。
自分に合うAirTag互換品の選び方
最後に、あなたにぴったりのAirTag互換品を選ぶための基準をまとめます。
- iPhoneユーザーで、鍵やバッグにつけたい → Anker SmartTrack Link または UGREEN SmartTracker(電池交換できてコスパ良し)
- 財布に入れてスマートに持ち歩きたい → Anker SmartTrack Card または SwitchBot カード(薄さ重視)
- Androidユーザーである → Tile Mate または Galaxy SmartTag2(OSに依存しない、または専用機能活用)
- とにかく安く試してみたい → ダイソー 紛失防止タグ(1,100円で入門機として最適)
純正のAirTagにこだわらなくても、互換品にはそれぞれの強みがあります。自分のライフスタイルや守りたいモノに合わせて、最適な一つを選んでみてください。きっと「もっと早く買っておけばよかった」と思うはずですよ。

