ブリタカートリッジ互換品の口コミと安全性を解説

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ブリタカートリッジ互換品の口コミと安全性を解説

ブリタの浄水器を使っていると、カートリッジの交換コストが気になります。ブリタカートリッジ互換品の口コミ、正規品との違いを検索すると、価格の安さを評価する声が多い一方、性能や安全性についての不安も見受けられます。特にコストコで販売されている製品や、Amazonなどで人気のおすすめ互換品について、正規品との具体的な違いがどこにあるのかは、購入前に知っておきたい重要なポイントです。

この記事では、ブリタの互換カートリッジに関する実際の口コミや評判を分析し、正規品との性能・コストの違い、そして安全性について詳しく解説します。

記事のポイント

  • 互換品のリアルな良い口コミと悪い口コミ
  • 正規品と互換品の性能・コストの具体的な違い
  • コストコや人気ブランド(Oueemla・AZMKOO)の特徴
  • 安全性やPFAS除去に関する注意点
目次

ブリタカートリッジ互換品の口コミ総評

ブリタカートリッジ互換品の口コミ総評
  • 良い口コミ:圧倒的な価格の安さ
  • 悪い口コミ:ろ過速度と目詰まり
  • 正規品とブリタカートリッジ互換品の違い
  • 安全性:PFAS除去性能の懸念

良い口コミ:圧倒的な価格の安さ

ブリタカートリッジ互換品に関する口コミで、最も多く見られる肯定的な意見は、やはり「価格の安さ」です。

正規品が1個あたり約823円程度であるのに対し、互換品は460円から500円程度で購入可能な製品が多く、実に40%以上のコスト削減になります。「正規品1個分の値段で互換品が1.7個買える」といったコストパフォーマンスの高さを評価する声が多数寄せられています。

また、肝心な「水の味」に関しても、多くのユーザーが満足している点が注目されます。

価格は安いのに、水がまろやかになって美味しい

正規品と飲み比べても、味の違いが分からないレベル

このようなレビューが多く、日常的に使用する水として十分な品質が確保されていると感じるユーザーが大多数です。特に水の使用量が多い家庭では、この価格差が大きなメリットとなっています。

悪い口コミ:ろ過速度と目詰まり

一方で、互換品の購入を後悔する口コミや、技術的な問題を指摘する声も存在します。

最も頻繁に報告される問題の一つが、「ろ過スピードの低下」です。正規品の「マクストラプラス」が1分間に0.16Lろ過する性能を持つのに対し、一部の互換品では0.14Lまで低下するという報告があります。使い始めは問題なくても、使用途中で目詰まりを起こし、水が落ちなくなるというレビューも見られます。

さらに、物理的な「フィット感の問題」も無視できません。

フィット感に関する主な問題点
  • カートリッジがうまくはまらないことがある
  • セット時に圧力調整が難しい
  • 使用後に外す際、固くて引き抜きにくい(特に女性から報告あり)

これらの問題は、ろ過材の質や密度、カートリッジ本体の成形精度が正規品と異なるために生じると考えられます。また、「塩素臭が正規品ほど消えない」といった、浄水性能そのものへの疑問を呈する声も一部で確認されています。

正規品とブリタカートリッジ互換品の違い

価格以外で、正規品と互換品にはいくつかの重要な違いがあります。購入前に把握しておくべき主な違いは、「浄水項目数」「初回使用時の手間」「品質保証」の3点です。

浄水項目数の差異

ブリタ正規品(マクストラプラス)は、遊離残留塩素、総トリハロメタン、溶解性鉛、PFAS(PFOS/PFOA)などを含む15項目の物質除去が試験で確認されています。さらに、除草剤、農薬、医薬品などの微量不純物も除去するとされています。

一方、互換品の場合はメーカーによって性能が異なります。「15項目除去」と正規品と同等の性能を謳う製品(例:AZMKOO)もあれば、「12項目除去」(例:Oueemla)の製品、あるいは浄水項目数を明確にしていない製品(例:IDOGEE)も存在します。

初回使用時の注意点

互換品の多くは、初回の水通しで活性炭の黒い粉が多く出やすいと報告されています。正規品でも初回は2回ほど水を捨てる(通水する)ことが推奨されていますが、互換品の場合はろ過材の密度や品質の違いから、黒い粉が出なくなるまで数回繰り返す必要がある場合があります。

品質保証とサポート

決定的な違いとして、互換品はブリタグループによる品質保証およびサポートの対象外である点が挙げられます。万が一、浄水器本体に不具合が生じても、互換品の使用が原因であった場合は保証を受けられません。

Kenji

信頼性や万が一のサポートを重視する場合は、正規品を選ぶのが賢明です。

スクロールできます
比較項目ブリタ正規品一般的な互換品
価格(1個あたり)約823円約460円~500円
浄水項目数15項目(PFAS含む)12~15項目(PFAS保証なし多)
初回使用時黒い粉が出ることあり(少量)黒い粉が多く出ることあり
品質保証あり(ブリタ公式サポート)なし(自己責任)

安全性:PFAS除去性能の懸念

互換品を選択する上で、最も考慮すべきが安全性の問題です。特に近年、有害性が指摘されている「PFAS(ピーファス)」の除去性能については、大きな懸念点があります。

PFAS(PFOS/PFOA)は「永遠の化学物質」とも呼ばれ、人体への蓄積や健康被害のリスクが世界的に問題視されています。日本の水道水質基準では暫定目標値が設定されていますが、地域によってはこの値を超える汚染が確認されています。

ブリタジャパンは、この問題に関して公式に注意喚起を行っています。

ブリタジャパン公式の警告

ブリタジャパンが任意に選定した互換品(複数点)の性能試験を実施した結果、PFAS(PFOS/PFOA)の除去基準に適合していない製品が存在したことが明らかにされています。
(参照:ブリタ公式サイト ご注意

正規品のカートリッジは、浄水器協会の自主規格基準(JWPAS B.210)に適合し、PFASの除去性能が確認されています。しかし、互換品ではこの性能が保証されていないのです。

Kenji

特に小さなお子さんや妊婦さんがいるご家庭、またはPFAS汚染が指摘されている地域にお住まいの場合、価格差以上に安全性を優先し、正規品を選択することが強く推奨されます。

ブリタカートリッジ互換品の口コミから選ぶ製品

ブリタカートリッジ互換品の口コミから選ぶ製品
  • ブリタカートリッジ互換品おすすめ:Oueemla
  • おすすめ互換品:AZMKOO
  • ブリタカートリッジ互換品コストコ製品の評価(OEM)
  • 互換品と正規品の年間コスト比較
  • 互換品購入時の選択基準3選

ブリタカートリッジ互換品おすすめ:Oueemla

「Oueemla」は、Amazonや楽天市場などのECサイトで高い人気を誇る互換カートリッジブランドの一つです。

最大の特徴は、互換品の中でも最安値圏であることです。8個セットで3,680円程度(1個あたり約460円)と、正規品の約半額近い価格設定が魅力です。

浄水項目数は12項目と、正規品の15項目よりは少ないものの、口コミでは「味の違いが分からない」「水がまろやかになる」といった高評価が多く、日常使いには十分な性能を持っていると判断されています。

Oueemlaの特徴
  • 価格:1個あたり約460円
  • 浄水項目:12項目
  • 交換目安:8週間(1日2.5L使用時)
  • 特徴:価格を最重要視するユーザーにおすすめ

交換目安が8週間と長めに設定されていますが、これは1日の使用水量が2.5Lの場合です。使用量が多い場合は、適宜交換時期を早める必要があります。

おすすめ互換品:AZMKOO

「AZMKOO」も、Oueemlaと並んで人気のある互換品ブランドです。

AZMKOOの最大の強みは、浄水項目数が15項目であり、スペック上は正規品と同等である点です。価格は8個セットで3,880円程度(1個あたり約485円)と、Oueemlaよりわずかに高くなりますが、性能面での安心感を求めるユーザーに選ばれています。

AZMKOOの特徴
  • 価格:1個あたり約485円
  • 浄水項目:15項目(正規品と同等)
  • 交換目安:8週間(1日3.5L使用時)/ 4週間(1日5.3L使用時)
  • 特徴:価格と性能のバランスを重視するユーザーにおすすめ

交換目安も、正規品と同様に「1日5.3L使用時で4週間」という基準が併記されており、基本性能が正規品に近いことが伺えます。ただし、前述の通り、これらの互換品がブリタ公式のPFAS除去基準を満たしているかは不明瞭である点には注意が必要です。

ブリタカートリッジ互換品 コストコ製品の評価

ブリタ互換品の中で、他の製品とは一線を画す特別な位置付けにあるのが、コストコで販売されているプライベートブランド「カークランドシグネチャー」の互換カートリッジです。

価格は8個入りで約4,000円~5,600円(1個あたり約500~700円)と、他の互換品よりは少し高めですが、それでも正規品より大幅に安価です。

そして、この製品の最も重要な特徴は、製造元がブリタ自体であるという点です。つまり、カークランドの互換品は、ドイツのブリタ工場で正規品と同じ基準で製造された「OEM製品」なのです。

Kenji

中身は実質的に正規品と同じ、ということです。これは安心感が違いますね!

実際の使用テストでも、カートリッジの品質表示や浄水項目(15項目)は正規品と全く同じであることが確認されています。口コミでも「味の違いが全く感じられない」「区別できない」という評価が多数を占めています。

ただし、デメリットとして「カートリッジが固く、外す際に力が必要」というフィット感の問題は報告されていますが、品質と価格を両立した、最もおすすめできる互換品と言えます。

Kenji

コストコ会員であれば、迷わずカークランド製を選ぶのが最も賢明な選択です。

互換品と正規品の年間コスト比較

互換品を選ぶ最大の動機であるコストについて、年間の差額を具体的に比較してみます。1日平均5.3Lの水を使用する(月1個のカートリッジ交換)と仮定して試算します。

製品名8個セット価格(目安)1個あたり価格年間コスト(12個)
ブリタ正規品約6,580円約823円9,876円
Oueemla約3,680円約460円5,520円
AZMKOO約3,880円約485円5,820円
コストコ(カークランド)約5,680円 ※変動あり約710円8,520円

このように、OueemlaやAZMKOOといった互換品を使用すると、正規品に比べて年間で約4,000円以上の節約が可能になります。

コストコ互換品は価格変動がありますが、それでも正規品よりは安価に収まります。この節約額と、次に解説する「安全性」や「品質保証」を天秤にかけて判断することが重要です。

互換品購入時の選択基準3選

コストコ互換品以外の製品をECサイトなどで選ぶ場合、品質のばらつきが大きいため、以下の3つの基準で判断することをおすすめします。

1. レビュー件数と評価スコア

Amazonや楽天市場での購入レビュー件数と評価スコアは、信頼性を測る重要な指標です。レビュー件数が多く、評価スコアが高い製品は、それだけ多くのユーザーが満足しており、市場で一定の信頼を得ている可能性が高いと言えます。

2. 浄水項目数の明記

製品ページに、除去できる物質の項目数が具体的に明記されているかを確認してください。AZMKOOのように「15項目」と明示されている製品は、メーカーの透明性が比較的高いと評価できます。逆に、項目数が不明瞭な製品は避けるのが無難です。

3. 自分の使用量に合った交換目安

「8週間交換」と記載されていても、それが1日数リットルの少量使用を前提としている場合があります。1日に5L以上使用する家庭では、「4週間交換」の目安が記載されている正規品やAZMKOOの方が、実質的な浄水性能を安定して維持できます。

ブリタカートリッジ互換品の口コミからの結論

ブリタカートリッジ互換品の口コミからの結論
  • ブリタ互換品の最大の魅力は正規品の40%以上安い価格
  • 最も多い良い口コミは価格の安さと味の満足度
  • 悪い口コミはろ過速度の低下や目詰まりの報告
  • フィット感が悪く外しにくいという声も一定数ある
  • 互換品を選ぶと年間約4000円以上の節約が可能
  • 経済性を最優先するなら互換品は有効な選択肢
  • ただし互換品はブリタ公式の品質保証やサポート対象外
  • 安全性においてPFAS除去性能が保証されていない懸念がある
  • ブリタ公式はPFAS除去基準未達の互換品があったと警告
  • 小さなお子さんや妊婦さんがいる家庭は正規品が推奨
  • PFAS汚染が懸念される地域でも正規品を選ぶべき
  • 互換品の中で最もおすすめなのはコストコ製品
  • コストコ互換品はブリタ製造のOEMで品質が同等
  • コストコ非会員ならAZMKOO(15項目除去)がおすすめ
  • 価格重視ならOueemla(12項目除去)も選択肢
  • 互換品購入時はレビューと浄水項目数の明記を確認
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