マキタのブロワーを手に入れたら、吹き飛ばすだけでなく吸い込み機能もフル活用したいですよね。でも、いざ吸引を試そうと思っても、パーツの付け替えや設定の順番に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
実は、マキタのブロワーでの吸引のやり方を正しく覚えるだけで、庭の落ち葉掃除や車内の砂ぼこり取りが驚くほどスムーズに終わるようになります。
この記事では、私が実際に使ってみて分かった集じんのコツや、ダストバッグの取り付け方、そして安全に作業するための注意点を分かりやすく解説します。この記事を読めば、初心者の方でも迷わず使いこなせるようになりますよ。
記事のポイント
- 吸引機能を使うためのノズルとダストバッグの正しい組み替え手順
- 18VモデルのUB185Dをはじめとした人気モデルでの集じん設定
- 吸い込み作業を安全に行うために守るべき服装や道具のルール
- 吸引力が落ちたときのメンテナンス方法とトラブル解決のヒント
マキタのブロワーでの吸引のやり方と基本的な設定

マキタのブロワーを掃除機のように使うには、空気が通る「道」を入れ替える必要があります。ここでは、初めての方でも失敗しないための基本的な設定の流れを見ていきましょう。
吸引機能と集じんモードの仕組みを理解する
ブロワーを吸引モードで使うための大原則は、「吸込口にノズル、送風口にダストバッグ」という配置にすることです。通常の吹き飛ばし作業では、側面の吸込口から空気を取り込み、前方の送風口から風を出しますが、吸引ではこれを逆の発想で利用します。
側面にノズルを取り付けることで、そこからゴミを吸い込み、本来風が出るはずの先端部分にダストバッグを設置してゴミを受け止める仕組みです。この構造を理解しておくだけで、パーツの付け替えで迷うことがなくなりますよ。
- 本体側面:ノズルを装着(ここから吸う)
- 本体前方:ダストバッグを装着(ここに溜める)
18VモデルのUB185Dで集じんを行う準備
マキタの中で最も人気のある18Vモデル「UB185D」は、非常にコンパクトですが集じん機能もしっかり備わっています。準備の第一歩は、安全のために必ずバッテリーを本体から外した状態で行うことです。これ、意外と忘れがちですが、不意にスイッチが入ると危険なので徹底しましょう。
UB185Dの場合、標準でダストバッグが付属していることが多いですが、もし持っていない場合は別売りの純正品を用意する必要があります。バッテリーを外したら、まずは今付いているノズルを取り外して、準備完了です。
吸い込み作業に必須のダストバッグとノズルの装着
パーツの装着には少しコツがいります。まず、ダストバッグを本体前方の「送風口」に差し込み、カチッと止まるまで回して固定します。次に、取り外したノズルを本体側面の「吸込口」に取り付けます。こちらも切り欠きを合わせて回すだけなので、工具は一切必要ありません。
注意したいのは、接続部の緩みです。しっかり固定されていないと、作業中にダストバッグが飛んでいったり、吸い込みが弱くなったりします。最後に手で軽く引っ張ってみて、外れないことを確認するのが私流のチェック方法です。ちなみに、車内などの狭い場所を吸うときは、別売りのフレキシブルホースを使うと、取り回しが劇的に良くなります。
落ち葉掃除に便利なブロワから集じんへの切り替え
庭の掃除でよくあるのが、「まずはブロワーで一箇所に集め、その後に一気に吸い込みたい」というパターンですよね。この切り替え作業は、慣れれば1分もかかりません。私はいつも、広い範囲の落ち葉を「弱」から「中」の風力で一箇所にまとめ、山になったところでノズルを側面に付け替えて回収しています。
ただし、注意点として濡れた落ち葉や大きな枝は吸い込まないようにしてください。水分を含んだゴミはダストバッグの中でカビの原因になりますし、大きな枝は内部のファンに当たって故障の原因になる可能性があるからです。あくまで、乾いた軽い落ち葉をターゲットにするのが、賢い使い分けのコツですよ。
落ち葉が多い場合は、あらかじめ大きなゴミだけ手で拾っておくと、ブロワーの詰まりを防げて作業がスムーズに進みます。
初心者でも簡単な吸い込みの操作手順とコツ
準備ができたらバッテリーを装着し、いよいよ吸い込み開始です。トリガーを引くときは、最初から全開にするのではなく、まずは「低速」でゴミの動きを見ながら調整するのがおすすめです。マキタのブロワーには無段変速機能がついているモデルが多いので、ゴミの重さに合わせてトリガーの引き具合を調整するのが、一番効率の良いやり方です。
ノズルの先端は地面から少し浮かせるようにして、円を描くように動かすとゴミが浮き上がりやすくなり、綺麗に吸い込めます。また、ダストバッグがパンパンになると吸引力がガクッと落ちるので、こまめにゴミを捨てるのも忘れずに。これだけで、掃除の仕上がりが格段に変わりますよ。
マキタのブロワーで吸引のやり方をマスターする応用術

基本をマスターしたら、次はより高度な使い方や、長く使い続けるためのメンテナンスについても知っておきましょう。プロのような使いこなしを目指しましょう。
MUB363Dなら落ち葉を粉砕して効率よく集じん
もしあなたが広い庭を持っていて、大量の落ち葉に悩んでいるなら、36V(18V×2)モデルの「MUB363D」は最強の味方になります。このモデルのすごいところは、吸い込んだ落ち葉を内部のファンで細かく粉砕してくれる機能があることです。これにより、ゴミの体積を約3分の1にまで減らすことができます。
普通のブロワーだとすぐにダストバッグがいっぱいになってしまいますが、粉砕機能があればゴミ捨ての回数が劇的に減ります。ただし、その分本体が重くなるので、肩掛けベルトをしっかり調整して使うのが疲れにくくするポイントです。本格的な清掃を考えている人には、ぜひ知っておいてほしい応用術ですね。
| モデル名 | 主な特徴 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| UB185D | 軽量・コンパクト | 車内清掃、玄関、サッシの掃除 |
| MUB363D | 粉砕機能付き・高出力 | 広い庭の落ち葉拾い、プロの現場 |
| AS180DZ | 超高風速(エアダスタ) | 精密機器の清掃(※吸引は不可) |
吸引力の低下を防ぐダストバッグのメンテナンス
「最近、なんだか吸い込みが弱いな」と感じたら、それはダストバッグの目詰まりかもしれません。ダストバッグは布製なので、細かい砂ぼこりが繊維の間に入り込むと空気の通りが悪くなり、吸引力が低下します。作業が終わったらゴミを捨てるだけでなく、定期的にはたいて粉じんを落とすようにしましょう。
汚れがひどい場合は、水洗いができるタイプもありますが、完全に乾かさないとカビや臭いの原因になるので注意してください。私はいつも、天気の良い日に陰干しして、パリッと乾かしてから保管するようにしています。これだけで、次回の作業が驚くほど快適になりますよ。
巻き込み事故を防ぎ安全に吸引作業を行う注意点
ここが一番重要なポイントですが、吸引作業中は「軍手」の使用は絶対NGです。布製の軍手は、吸込口の隙間から繊維が吸い込まれやすく、高速回転するファンに巻き込まれると大きな怪我につながる恐れがあります。これは労働安全衛生規則でも注意喚起されているほど重要なルールです。
作業時は、滑り止め加工がされたゴム手袋や、袖口が締まった服装を選ぶようにしてください。また、長い髪やネックレス、タオルなども巻き込みの危険があるため、あらかじめまとめておくことが大切です。安全第一で楽しく作業しましょう。
- 軍手(布製)は絶対に使用しない
- 吸込口に指や異物を入れない
- 作業中は保護メガネを着用する
広い範囲の掃除で役立つバッテリの節約術
充電式ブロワーの宿命とも言えるのが、バッテリーの持ち時間です。特に「強」モードで使い続けると、あっという間に電池が切れてしまいます。賢い使い方は、クルーズコントロール機能を活用して一定の風量を保つことです。トリガーを無意識に強く引きすぎるのを防げるので、バッテリーの節約になります。
また、集じんするときは一気に吸おうとせず、ノズルをゴミに近づけてから短くトリガーを引く「チョイ掛け」を繰り返すのも有効です。予備のバッテリーを1つ持っておくと、作業が中断されるストレスから解放されますよ。マキタのバッテリーは他の工具とも使い回せるので、揃えておいて損はありません。
吸引できない時のチェックポイントと別売り部品
もしスイッチを入れても吸引できない場合は、まずダストバッグが正しく装着されているか確認してください。多くのモデルには安全スイッチが備わっており、パーツが奥までしっかりハマっていないと動かない仕組みになっています。故障かな?と思う前に、もう一度カチッという音を確認してみてください。
また、標準のノズルでは吸いにくい場所には、別売りのアタッチメントを活用するのがおすすめです。例えば、サッシの隙間なら細いノズル、高い場所なら延長パイプといった具合にカスタマイズできます。自分の掃除スタイルに合わせてパーツを買い足すのも、マキタ製品の楽しみの一つですね。
まとめ:マキタのブロワーで吸引のやり方を総括
さて、ここまでマキタのブロワーで吸引のやり方を詳しく見てきましたが、いかがでしたでしょうか。吹き飛ばすだけでなく吸い込み機能をマスターすれば、あなたの掃除の効率は劇的に向上します。最後に、特に大切なポイントを振り返っておきましょう。
まずは、パーツを組み替える際は必ずバッテリーを外すこと。そして、軍手の使用を避け、安全な服装で作業すること。この2点さえ守れば、あとは「吸込口にノズル、排出口にダストバッグ」というルールに従ってセットするだけです。最初は戸惑うかもしれませんが、一度やってみれば次からは驚くほど簡単にできるはずです。
正確な仕様や対応パーツについては、必ずマキタ公式サイトの取扱説明書を確認してくださいね。

